デジャヴ。
ひとりで夜勤。
なんか床磨きながら既視感にさいなまれる。
今床を磨いているのか何日か前に床を磨いている作業の続きなのかよくわからなくなる。
もうすぐやめるから末期症状なのかもしれない。
あのひとは緑のチェックに帽子をかぶって足を出している。
それも既視感。
網。
ひとりで夜勤。
あのひと緑のチェックに下は網。
4時過ぎに駐車場の灰皿を掃除。
吸い殻はキャビンのみ。
きっと車で来たお客様が車の灰皿の中をここに捨てたんだろう。
やわらかチキンタツタ。
店長に代わってくれと言われておねえさんと準夜勤。
おねえさんは先輩が出勤記録をごまかしていることについて不満を言う。
あのひとは子供と一緒に来る。
値上がりした総菜の値札がひとつだけ旧価格のままで、それをふたつ買ったお客様からクレームがあって返品。
×105円→○130円
手書きで値札を修正しておく。
2月1日から値上げになったらしい。
いきなりやめられた。
違うシフトの人が風邪らしく替わってくれと言われて夜勤。
まだ膝が痛い。
朝、まいにちのように勤務していたおねえさんがいきなりやめたらしい。
なんかシフトのことでもめて居づらくなったみたい。
深夜はひとりなのでもめなくてすむからやりやすいのかもと思う。
あしいたい。
雨なので歩いて店まで行く。
夜勤。
あのひとがひさしぶりに来店。
足痛い。
膝が痛い。
でも明日から休みだからなんとか我慢する。
なにがまだ?
夜勤。
店にはいると事務所で準夜勤のおねえさんが、店長が電話しろって言ってたわよ、と言う。
電話すると、5時に仕事終わって8時まで仕事してくれないかと頼まれる。
断る。
どうやら店長が5時から仕事するようだ。
なんか仕事しながら膝がおかしい。
レジまで気合い入れてダッシュしすぎたからだと思う。
ジャンプとヤンマガの日。
量が多いので疲れる。
5時前になぜかおねえさんたちが二人来た?
あれ?
二人来てるんだったら店長来なくていいんじゃん?
おねえさんと話した結果、店長に電話することになる。
店長は電話に出ると、
あ、う、まだ、と言う。
あたしはおねえさんに電話を替わる。
おねえさんが店長に、二人いるから出てこなくていいですよと告げる。
まだ、って何がまだなんだろう?
と考える。
たぶん寝ててまだ起きてなかったんだという結論に達する。